貧しくとも悪い事ばかりではない〜貧しいからこそ世界が広がる〜
ホントはお金がない、うちは貧乏、なんて話は楽しくないけど、
そのおかげ(?)で外で働く事になったのは、今思えば財産を作るきっかけになったのだと思う。この財産とはお金ではなく、お金があったら得られなかった財産。
私はあまり社交的でも積極的でもなく行動的でもない。だからよっぽどの理由がなければ働くなんて自らしなかったのでは、と思う。
働くという事は、もちろん賃金が発生し家計の助けになる。でもそれと同時に社会での一員になれている。
当時子供が小さかったし、自営業の親に子供を預けるのは申し訳なかったので託児所があるという理由だけでヤクルトでお世話になった。人に物を売る仕事なんてした事が無かったし、始める前に自宅でお客さんにする挨拶の練習してた位ビビってた笑。
やってみれば案外性に合ってたのか売上も伸びて化粧品部門にも抜擢?され、会社の新規開拓キャンペーンで達成して豪華客船の旅にも招待してもらって色々な経験をさせてもらった。
何を言いたいのかと言うとお金に困ってなければこんな経験出来なかったし、人と話す、接客をするというのがこんなに楽しいとは思わなかったと思う。
これは今生きている中で大きな糧、大切な基盤になっていて、人生の分岐点とも言える時期でした。