まあちこのひとりごと *今日も一日お疲れ様!*

50代突入間近! 今まで蓄積してきた体験を残りの人生の糧にして悔いのない人生が送れるといいと思いながら、もがいている犬好きのobasanです!

母の病気

私の母は77才。

 

難病指定の病気になり、2年半ほど前から老人介護施設でお世話になっている。

 

 

下の子が3才くらいの時に

私の父親が亡くなり、

その辺りから母の体調が少しずつ変わってきた。

最初は、歯が痛くなり歯医者に行くもどこも悪くなかったり

目眩がして耳鼻科に行ってもどこも悪くなく。

 

目眩はどんどん悪くなり、

検査を何度も何度も

入院してまでやってもなかなか病名がつかず

本人も苦しんでいた。

そんな中、数年が経ち

大学病院でやっと診断されたのが

「進行性核上性麻痺」

難病指定されている病気で、

・転びやすい

・飲み込みが悪い(嚥下障害)

・瞼が下がる

等々、、

 

元々外に出るのが好きな人で、

私達が成人してからは、休みになるとよく

友人と出掛けたり、

 

お花教室に通って

私の結婚式のブーケを作ってくれたり。

 

私の子供が小さい頃は

映画が好きで

子供達をよく映画館に連れて行ってくれた。

 

そんな活動的な母が、

そんな病気で

車の運転も出来なくなり、

家の中でも1人でお風呂やトイレに行くのが困難になり、

やむなく

施設のお世話になる事になった。

 

元気な頃は、

歳をとったら子供達の世話にはならず

施設に入りたい、

とは言っていたものの

実際入ると、それは寂しい。

もちろん、

職員さんはお世話をしてくれるけど

言葉も段々上手く出なくなり、

今では8〜9割は聞き取るのが難しい。

なので、施設内での言葉でのコミュニケーションは容易い事ではなく、

本人は、それもきっとストレス。

以前は天気がいい時に、

車で外に連れ出して、近くの広めの公園を散策し気分転換くらい出来たけど

それも今は無理だしな。

 

今はコロナで面会もままならないので電話で話しても、ほぼ一方通行になる。

 

せめて、以前のように

天気のいい日に外出をさせてもらい

気分転換出来る日が来るのを

お互い待ち侘びている。